今日は休み。昨日のライブ、ほんま行ってよかった。今日はのんびりした。休日しかできないことをするとかそういうのはナシ。2回、昼寝した。

 

 

 

 上記サイトのレビューで「子供ができるような行為には一度も及ばなかった、と書かれていたことが、最後の一線を越えずにこらえた父親のただひとつの良心のように感じました。」ってのがあるけど、十分超えてるやん。そんな線引きいらんねん。

  

 

 

 最初の数ページを読んでうわぁってなった。父親からの性暴力を受けた時に何を感じたかの言葉。とてもクリアで繊細で豊かな言葉。圧倒された。

 

 普通はショックなことがあったらその場ではもちろん、そのあともそのことについて言葉にしようとしてもなかなかできない。あまりにも辛すぎて記憶をゆがませてしまったり、そのこと自体にふたをしてしまう。そうしないと日々の生活をやり過ごせない。誰でもそう。著者もそうだった。

 

 性暴力、セクハラ、パワハラを受けた人がどういう経緯でこの経験と向き合って今どうしているのか、どういうケアをしているのか。この本は被害者だけが読むものではないのは当然として。

 

 著者が受けた傷は何層にも重なっている。父親だけではなく母親との関係とか。読んでいると、この関係のこの部分は客観的に見ることができるようになったんだなとか、これに関してはまだ未消化なんだなってのがよくわかる。今でもカウンセリングのケアをしながら講演会などの活動を続けてるとのこと。簡単に傷は治らない。まだまだ揺らぐのは当然。

 

 このノンフィクションは読めば読むほど気持ちって何だろうと思う。辛くて苦しくて悲しい記憶を何度も何度も反芻して、結局いったい何が起こったのか、真実はなんだったのか、何で傷ついたのか。強い意思で突き詰めた結果が文章として、気持ちとして表現されてる。

 

 真実とつながった時に自分とつながることができる。

 

 

 

 物心ついたころからすでに私は自分がどう感じてるのか、どういう気持ちなのかを言葉にするのが苦手で、それをごまかすかのように全然どうでもいいことをぺらぺらしゃべる。

 

 ブログの文章がいかにつたないか。楽しかった、おもしろかった、むかついた、つらかった。小学生並み。だからこの本を読んで気持ちについてとても勉強になった。そして私が小説読む理由って、自分の気持ちをどう言葉にすればいいのか、どんな言葉があるのかわからないから読んでるってのがあるのかなーって思った。